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美濃和紙の特徴と歴史|UNESCO登録の名紙
障子越しの朝の光に、美濃和紙の地合いがふんわり浮かぶ瞬間があります。指先で触れると薄いのに腰があり、ただ繊細なだけではない紙だとすぐにわかります。この記事は、美濃和紙美濃手すき和紙本美濃紙の違いをひとつの見取り図でつかみたい人に向けて、その関係と魅力を歴史と製法の両方から整理するものです。
越前和紙の特徴と歴史|1500年の伝統
(編集注)本記事公開時点で当サイト内に関連する産地記事や体験施設データベースが整備されていないため、内部リンクは挿入していません。将来的に産地ガイドや体験施設DB等の内部ページが公開された際には、本文中に2本以上の内部リンクを追加して回遊性を確保してください。
土佐和紙の特徴と歴史|種類の豊富さが魅力
障子越しの光にかざすと、極薄の土佐典具帖紙がふわりと透けます。紙とは思えないほど薄いのに、指先にはたしかな粘りが残る。この不思議な手応えに、『土佐和紙』の個性が凝縮されています。
石州半紙|特徴・製法・歴史とUNESCO情報
島根県西部の石見地方に伝わる石州半紙は、楮を主原料に手漉きで仕上げる和紙の技術です。1969年の重要無形文化財指定、1989年の伝統的工芸品指定を経て、2009年には単独でユネスコ無形文化遺産に記載されました。
因州和紙の特徴|書道用紙で有名な理由
鳥取県東部、旧因幡国に受け継がれる因州和紙は、旧青谷町・旧佐治村(いまはいずれも鳥取市)を主産地とする和紙で、書道半紙や画仙紙の名産として知られます。 (筆者の体験) 障子越しの淡い光に奉書紙をかざすと、やわらかな繊維がふっと浮かびます。手に取ると、軽さと腰の強さが同居しているのがよくわかりました。
阿波和紙の特徴と魅力|徳島のアート和紙
障子越しの光がふわりと回る部屋で阿波和紙に触れると、薄口なのに芯があり、指先には楮の繊維の強さがまっすぐ伝わってきます。徳島の紙として名前は知っていても、何が他産地と違うのか、どこで見て買って使えばよいのかまでは意外と整理されていません。
小川和紙と細川紙の違い・歴史|埼玉
小川和紙は埼玉県小川町・東秩父村まわりで作られる和紙の総称で、細川紙はその中でも国内産楮だけを使い、伝統的な流し漉きで仕上げる厳格な手漉きの名です。障子越しのやわらかな光に似合う、未晒しの生成り色の紙肌を思い浮かべると、この二つを混同したままでは見えてこない土地の輪郭が、すっと立ち上がってきます。
黒谷和紙の特徴と歴史|なぜ丈夫なのか
京都府綾部市の黒谷町・八代町を中心に受け継がれてきた黒谷和紙は、全国でも数少ない純粋手漉きの紙郷として知られています。外光に透かすと長い楮繊維の景色が見え、指で触れると薄くても腰のある頼もしさが伝わってきます。